最近の生活について

退屈な日々を送っている。

最近あった面白かったことといえば、面接を受けたことくらい。とはいえ、就職活動らしい就職活動をしたことがなかったので結構わたしにとってはスリリングだった。

面接では、インターネットが大好きで仕方なくて、インターネットは人の人生を変えてしまうって話をした。インターネットの話をしていると、例え就職のための面接であろうが、泣きそうになってしまう。好きだ。インターネット。私の人生。

仕事を辞めてから、今まで知らなかったような人たちと「現実に」知り合う機会が増えた。何度も転職してる同じ年頃の女性、ほとんど組織で働いたことのない50代、地元から出たことのないクラブ好き、大学で挫折した若者、全員知らなかった人たち。

そういう人らに囲まれて、なんとなくその人達と深く話すこともないまま、日々やることを最低限こなして生きている。そういえば、せっかく近くにいるのにほとんど話したことがない。もったいない。

普通、人生は台風みたいにギャンギャン騒がしい。少なくとも仕事をしているときは毎日そうだった。仕事が苦手だったし人も嫌いだった。仕事は能力を超えて、人は予想外に激怒して、やる気はまったくなくて、真面目にやっても不真面目にやっても失敗した。

そしていま、台風の目みたいに無風状態で、特に面白いこともなく、悲しいこともなく穏やかな日々を過ごしている。これでいいのかなと不安になる。世界が急激に小さくなっていくのを感じる。取り残されているという不安じゃなくて、「知るべきもの、出会うべき人たちをみすみす見逃している」という焦りが少しある。

なんとかしなきゃヤバくって、やり方がわかんないのでとりあえず家を出てコーヒーでも飲むしかない。